羽アリとは何か
春から初夏にかけて、家の中や窓まわりで小さな羽アリを見かけることがあります。この羽アリは、シロアリの「分蜂(ぶんぽう)」と呼ばれる現象で、コロニー(巣)が成熟して新たな女王アリと雄アリが巣立つ時期に発生します。
羽アリを室内で見かけた場合、すでに床下や壁の中にシロアリのコロニーが形成されており、被害が進行している可能性があります。飛んでいる羽アリ自体が建物を傷めるわけではありませんが、その発生は「シロアリがすでに棲み着いている」という重要なサインです。
高松市・香川県での羽アリが出やすい時期
高松市を含む香川県では、主に以下の時期に羽アリの発生が確認されます。
ヤマトシロアリ:4月下旬〜6月上旬が主な分蜂期です。晴れた日の午前中から昼頃にかけて、数百〜数千匹が一度に飛び立つことがあります。瀬戸内の温暖な気候はヤマトシロアリの活動に適しており、高松市周辺でも多く見られます。
イエシロアリ:6月下旬〜8月にかけて、夕方から夜間に灯りに集まる形で飛来します。ヤマトシロアリより被害規模が大きく、高松市の臨海部や低地では注意が必要です。
梅雨入り前後の湿度が高まる時期は特に羽アリが飛びやすく、「この時期に羽アリを見た」というご相談が当センターにも多く寄せられます。
ヤマトシロアリとイエシロアリの見分け方
羽アリを見かけたとき、それがシロアリかクロアリかを見分けることが第一歩です。
| 特徴 | シロアリの羽アリ | クロアリの羽アリ |
|---|---|---|
| 体色 | 茶褐色〜黒褐色 | 黒色 |
| 触角 | 数珠状(まっすぐ) | くの字型に曲がる |
| 前後の羽 | ほぼ同じ長さ | 前翅が後翅より大きい |
| ウエスト | くびれがない | くびれがある |
ヤマトシロアリとイエシロアリの違いは、ヤマトシロアリが体長約5mm・頭部が黄褐色なのに対し、イエシロアリは体長約6〜7mm・頭部がオレンジがかった褐色で、やや大型です。
羽アリを見かけたときの正しい対処法
- むやみに駆除しない:殺虫スプレーを使って羽アリだけ駆除しても、床下の巣は残ります。表面的な対処では根本解決になりません。
- 発生場所を記録する:どこで・いつ・どの程度の数が出たかをメモや写真で記録しておきましょう。調査時の重要な手がかりになります。
- 換気を確保する:発生した部屋は換気し、窓やドアのすきまをふさいで拡散を防ぎます。
- 早めに専門業者へ連絡する:羽アリの発生は緊急サインです。できるだけ早く専門業者に床下調査を依頼しましょう。
放置するとどうなるか
シロアリは木材のセルロースを分解して食べるため、放置すると床下の土台・束柱・大引きなどの構造材が内側から食い荒らされます。外から見ただけではわからない状態で被害が広がり、気づいたときには床が抜ける・壁が傾くといった深刻な構造被害に発展することがあります。
また、被害が大きくなるほど修繕費用も増大します。羽アリを見かけた段階で専門業者に調査を依頼することが、最もコストを抑える方法です。
まちのプロに相談するメリット
高松シロアリ防除センター(まちのプロ)では、床下調査・診断を完全無料で実施しています。羽アリを見かけた翌日でも即日対応が可能です。
讃岐平野の農村住宅から臨海低地の湿気対策まで、地域の特性を熟知したスタッフが現地調査を行い、写真とともにわかりやすくご説明します。施工後は5年間の再発保証と損害保険の加入により、安心してお任せいただけます。
「羽アリを見かけたけど、本当にシロアリかわからない」という場合も、まずはお気軽にご連絡ください。電話・LINEにて受付 9:00〜19:00(年中無休)で対応しています。